NPOの設立

2003年9月19日
 決断の日が近づいてきている。僕が所属している共同事務所でNPOを設立することになった。今から申請して出来上がるのは来年の2月である。このNPOはボランティアのためではなく、金を稼ぐためのツールとしての法人である。
 そのNPOの中で僕は事務局長に指名された。事務局長とは要は事務屋である。これは、今のようにサラリーマンをやりながら出来るものか分からない。多分出来ないだろう。
 メンバーは僕が当然今後独立するものと思っている。それが前提となって話が進んでいる。しかし、僕はまだ踏ん切りが完全についているわけではない。自主独立に憧れを抱くと共に、安穏としても生きていける今の境遇を手放すのが惜しいのである。どんなに馬鹿にされても、評価が低くても我慢して仕事がつまらなくても割り切って生きてい行けば、楽に後10年はまあまあの収入を得ていけるのである。
 もし、独立やーめたなら、もう二度とこの業界で生きていくことは出来ない。罵倒されるだろう。でも、最終的に自分の人生なのだから、それくらいは覚悟しなくてはいけない。
 しかし、独立するにはこれはチャンスなのである。独立して、かつ先輩方の看板も利用することが出来る。半独立・半勤人という独立初期時には最高の形なのだ。
 実は、去年の10月、今の仕事が物足りなくてもんもんとしていたときに、決めたことがある。再来年の2月の誕生日のときに、転職するか独立しようというものだった。その時期と、NPO設立の時期がぴたりと重なるというのも不思議なものを感じる。人は目標を紙に書くとそのとおりになるという。本当にその通り、人生が動いているのは確かなのだ。不思議な力によって、背中を押されている気がする。それが、幸福への後押しなのか、単なる勘違いだったのか、行動してみないことには分からない。

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